総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「好きにしろ。」
ヒサがいうと、
「んじゃ、俺から行きますか。名前はアサ。妖狐(ようこ)総長。この金髪は狐をイメージしたもの」
アサ。鮮やかな金髪の間から見えるピアスの数は両耳合わせて6個。カラのように少し吊り上った眼をしている。
「次は俺ね。鷲神(わしがみ)総長のシュウ。ふぁ。よろしく姫」
オレンジのふさふさ頭はシュウというらしい。大きな欠伸をこぼしながら大きな目はとろんとしている。
ってか、姫ってなに!?
ボンっと顔を赤くするあたしに
「何顔赤くしてんだよ、丸顔。」
失礼極まりない言葉が聞こえてきた。
「う、うるさい!早く自己紹介してよ。童顔チビ」
ミズキの頭に青筋が浮かび上がる。
「霧猫(きりねこ)総長、ミズキ。二度とその名で呼ぶな。丸顔」
「お前もその名で呼ぶな童顔チビ。」
あたしとミズキがテーブルを挟んで火花を散らしていると横で爆笑していたカラが口を開いた。
ヒサがいうと、
「んじゃ、俺から行きますか。名前はアサ。妖狐(ようこ)総長。この金髪は狐をイメージしたもの」
アサ。鮮やかな金髪の間から見えるピアスの数は両耳合わせて6個。カラのように少し吊り上った眼をしている。
「次は俺ね。鷲神(わしがみ)総長のシュウ。ふぁ。よろしく姫」
オレンジのふさふさ頭はシュウというらしい。大きな欠伸をこぼしながら大きな目はとろんとしている。
ってか、姫ってなに!?
ボンっと顔を赤くするあたしに
「何顔赤くしてんだよ、丸顔。」
失礼極まりない言葉が聞こえてきた。
「う、うるさい!早く自己紹介してよ。童顔チビ」
ミズキの頭に青筋が浮かび上がる。
「霧猫(きりねこ)総長、ミズキ。二度とその名で呼ぶな。丸顔」
「お前もその名で呼ぶな童顔チビ。」
あたしとミズキがテーブルを挟んで火花を散らしていると横で爆笑していたカラが口を開いた。