総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「おいおい。そこまでにしとけよ。おチビに丸顔ー。」
「「死ね。ブさハゲ。」」
「うわー。今の傷ついたわー。」
カラが大げさに後ろにのけぞって見せる。
「闇蛇(やみへび)総長、カラだ。おい、一通り終わったぞヒサ。起きろ」
「・・・・。ん。」
タバコくわえたまま寝ると危ないよ。ヒサ。
あれ、そういえば。
「ルイは?」
「あぁ、俺もか。」
ヒサの後ろに立っていたルイが思い出したように口を開く。
「早くしろルイ。ワン・・・」
「ワンプースが終わっちゃう。だろ?わかってるよ」
「なら早くしろ。」
ここは、本当に暴走族しかも全日本暴走連盟の頂点に立つ男たちの溜り場なのだろうか。
「「死ね。ブさハゲ。」」
「うわー。今の傷ついたわー。」
カラが大げさに後ろにのけぞって見せる。
「闇蛇(やみへび)総長、カラだ。おい、一通り終わったぞヒサ。起きろ」
「・・・・。ん。」
タバコくわえたまま寝ると危ないよ。ヒサ。
あれ、そういえば。
「ルイは?」
「あぁ、俺もか。」
ヒサの後ろに立っていたルイが思い出したように口を開く。
「早くしろルイ。ワン・・・」
「ワンプースが終わっちゃう。だろ?わかってるよ」
「なら早くしろ。」
ここは、本当に暴走族しかも全日本暴走連盟の頂点に立つ男たちの溜り場なのだろうか。