総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「なに・・・考えてる・・?」
ふいに聞こえたその声にドキッとする。
隣を見ると、ユイが目を覚ましていた。
「あの子のこと、考えてたの?」
あの子とは、レナのことだろう。
「いや、お前が俺のとこに初めて来た時のことを思い出してた」
無表情でおれは淡々と答えた。
「・・。うれしい。あたしのことを考えてくれていたなんて。」
そう言って、ユイはぎゅっと抱きつく。
でも、やっぱりレナとは違う感触。レナとは違う温度。
もう俺は。
レナじゃなきゃだめなんだ・・・・・・・。
ふいに聞こえたその声にドキッとする。
隣を見ると、ユイが目を覚ましていた。
「あの子のこと、考えてたの?」
あの子とは、レナのことだろう。
「いや、お前が俺のとこに初めて来た時のことを思い出してた」
無表情でおれは淡々と答えた。
「・・。うれしい。あたしのことを考えてくれていたなんて。」
そう言って、ユイはぎゅっと抱きつく。
でも、やっぱりレナとは違う感触。レナとは違う温度。
もう俺は。
レナじゃなきゃだめなんだ・・・・・・・。