総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「いくらうちらでも、バレますよ!」
「そうですよ!サナの言うとおりです!」
バンッと二人が机をたたく。顔にはうっすら汗もかいている。
「なら、頭やめろ。」
二人の顔も見ずにタバコの煙を吐き出しながら言った。
「「・・・・・え?」」
「そんな腰抜けは俺のチームにはいらねぇ。自分に自信がないなら頭降りろ。」
そう言い放つと二人はばつが悪そうに唇をかみしめた。
お前らが行かなくて誰が行くんだよ。
そう、俺は決めたんだ。あいつらから、狂獣連合からレナを連れ戻すって。
けど、それには準備がいる。負傷した兵隊の穴も埋めなきゃなんねぇし、なにより情報がいる。
レナが無事か。なんのためか。ま、大体の想像はついてる。
なにより、今から敵にする相手は全日本暴走連盟の頂点に立つ奴らだ。
勝てば・・・・・。
「頂点だ・・・。」
にやりとした俺に、二人はゆっくり顔をあげた。
「そうですよ!サナの言うとおりです!」
バンッと二人が机をたたく。顔にはうっすら汗もかいている。
「なら、頭やめろ。」
二人の顔も見ずにタバコの煙を吐き出しながら言った。
「「・・・・・え?」」
「そんな腰抜けは俺のチームにはいらねぇ。自分に自信がないなら頭降りろ。」
そう言い放つと二人はばつが悪そうに唇をかみしめた。
お前らが行かなくて誰が行くんだよ。
そう、俺は決めたんだ。あいつらから、狂獣連合からレナを連れ戻すって。
けど、それには準備がいる。負傷した兵隊の穴も埋めなきゃなんねぇし、なにより情報がいる。
レナが無事か。なんのためか。ま、大体の想像はついてる。
なにより、今から敵にする相手は全日本暴走連盟の頂点に立つ奴らだ。
勝てば・・・・・。
「頂点だ・・・。」
にやりとした俺に、二人はゆっくり顔をあげた。