総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
なにがなんでも、欲しかった俺はそんな約束をしちまった。
だけど、レナがいなくなってから手を出すようになってしまった俺。
俺には、レナが精神安定剤だった。
「とんでもねぇ、約束をな。」
「・・・。そうですか。」
「明日。一番にもってこい。」
「わかりました」
それだけ言うとヤミは部屋から出て行った。
庭からまたカコンっと音がする。
ん~準備が仕上がるまで最低でも2か月はかかるだろうな。
それまでレナ、餌付けされるんじゃねーぞ?
んで、忘れんなよ?
鎖はなくても
“首輪”ついたまんまだってことを。