総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
あっ、そうだ。

「ねぇ。これサイズぴったりだったんだけど、どうして?」

自分が来ているワンピースをつまみながら問いかける。

「あぁ、それは・・・・」

「ルイ、いいから、行って来い」

「ふふ。はいはい」

なぜか、話を途中で遮ったヒサ。

なんでだろう。

「それじゃあ行こうか」

そう言ってポケットからキーを取り出しながら歩き始めたルイ。

「レナちゃん、バイクがいい?車がいい?」

そうだなー。車がいいかなー。

「おい、レナ。バイクで送ってもらえ。」

カラが悩んでいたあたしに言った。


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