遙かなる三増合戦
人の本質は変わらない。
だけど、人は野人でも獣でもない。
だから、人として、そのルールやモラルの中で生きる。
また、その中で、自分の限界に挑戦していくしかない。
そこには、多少の危険だってある。
その危険を避けているばかりでは、何もできない。
だから、そのリスクを背負って、立ち向かう先に何かがある。
それが何かは、そこで挑戦した者にしか分からない。
例えゴールできずとも、その過程で手にしたものを糧に、再び新たな挑戦を繰り返す。
それが「生きること」なのではないだろうか。

だから、私は何があろうと三増合戦祭には、是非参加させていただきたい。
それが、例え、武田氏を祭るものであっても。
また、そこに北条氏の呪いが存在したとしても。
実に、上杉氏の援軍が遅れたことは明確だ。
それでも、それを呪うようなことは無いはずだ。
そこで命を落とした者たちは、そんなことすら知らずにいた。
いや、それを無念と思ったとしても、呪う理由にはならないだろう。
そう思う。
そう思いたい。
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