遙かなる三増合戦
少しばかり、我が祖先について紹介しておこう。
時は天下争乱の戦国時代。
永正10年(1513)
この頃、信濃高井地方では、村上氏の勢力が強大となり、高梨・須田・井上等高井武士団は行動を共にした。
天文11年(1542)
武田信玄は、信濃に侵攻し、諏訪頼重を滅ぼし、政略をもって奥信濃にもその勢力を伸ばしてきた。
その結果、高井郡の同族の中にも、武田方につく者と上杉方へ走る者が出て分裂していった。
武田信玄の信濃侵攻が、奥信濃武士団並びに我が祖先の上に重くのしかかり、その後の運命を大きく変えていったのだという。
そう、北信濃(長野県の北信の別称)では、川中島の合戦が有名だろう。
そんな合戦は、5回にもおよんだ。
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