遙かなる三増合戦
そういった地域の伝承は、これ程に私にも子どもたちにも、様々なことを強烈に伝えてくれる。
こうして、この仕事を続け、学校を巡るにつれ、このような地に巡り会っている。
しかも、現在の勤務地域には、何を奉っているのか、諏訪神社という神社がある。
それは、正に長野の諏訪大社を縁とした神社なのである。
あんな長野の中信にある神社が、何故、ここまで出向いてきているのか。
ちなみに、以前勤めていた七沢の直ぐ隣の伊勢原市にも諏訪神社なる神社があった。

私の出身地である長野県や飯山市に縁のある上杉家の形跡もあちこちで見られる。
厚木市の七沢城址をはじめとして、直ぐ近くに実蒔原古戦場もあった。
こんなところにまで遠征してきたのだ。
何故、ここに、こんなにも長野や飯山に縁のあるものが終結しているのだろうか。
そう思うと明らかに、私を導いていると感じてならない。
だからこそ、私は、今回、様々な「いわく」のある行事に参加することを決意した。
とは大袈裟だった・・・。
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