新しい砂時計(続編)

「亜実」


『何?』


「今日、話したいことがあるから」


『あー、言ってたね』


俺は放課後亜実を呼び出すことにした。
伝えれば、今の状況ががらっとかわる。


受け入れられるか断られるか。
まるで、運命のわかれ道みたいだ。


ぐっと決意をした。


「待ってるから」


強い一言を告げた。


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