新しい砂時計(続編)


『和真くんには本当に感謝しなきゃいけない……』


なぜ、感謝なんかしなきゃいけないのか。
答えはたったひとつだけだった。





全部、俺のためだったから。





そう、誰でもなく、この俺のためだったんだ。
ばらばらだったものが一本になった。


< 118 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop