新しい砂時計(続編)


『その目。昔の目だ……。私の大好きな、まっすぐな目だ……』


「亜実………ごめんな…ありがとう」


『まわりのみんなのおかげだよ。……唯も、利樹も』


「そっか……」


みんなありきの今、というわけか。
本当に感謝だ。


こうして再び、亜実が俺のもとに戻ってくるなんて。
夢のようだ。いや、現実なんだ。


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