新しい砂時計(続編)


ただ、
少し物憂げであった。



最近よく見る、悲しそうな顔だったのだ。
一瞬目があって、目線が遠くへうつる。






何かを言いたそうにしているようにも見える。
けど。






何を言いたいのかなんて、俺にはわからなかった。


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