新しい砂時計(続編)


今も実際、100%戻ったとは言われてないから。
この夢は絶対何かを暗示させるものだと思った。


亜実が家に来たら、俺は何かしてしまうんじゃないか。
亜実に、亜実を―――――――――




ああああああああああああ!!!




好きだから。好きゆえに。苦しい。


叫んで、ハッとした。
少し狂いがでてしまったかもしれない。
亜実が家に来ることへの油断、かもな。


そう思って今日は活田に相談しに行くことにした。


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