新しい砂時計(続編)


活田の部屋に飾ってあった、花瓶が割れた。
無論、俺が……


割った。


そして。




「うあああああああああ!!
に、2ヶ月だと?馬鹿言うなよ。



亜実は、ずっと俺の側にいるんだよ!!!」


響き渡る声と、悲しすぎる現実と。
自分へのいらだちと。


あふれんばかりの感情が、
次々と俺を襲ってきたんだ。


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