キミノトナリ


授業は5,6時間目からだから、私の席はほとんど占領されていた。



そして、ただいま昼休み。ご飯を食べるべく、屋上に来ています。



「みよ、あいかわらず弁当が美味しそう」



「そ?何か食べる?」



「じゃあ、厚焼き玉子もーらい」



茉莉亜は「ほっぺたがおちるくらい美味しい」って言ってくれた。嬉しかった。


屋上はだーれも来ない。不思議だよね。そんななか、扉が開いた。




「「あ」」



「翔馬!消えろ!ここから立ち去れ」



「ふざけんな、お前が消えろ!」







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