はるかちゃんと 畳ヶ池の 河童
ほのちゃんは、摑まっていた左手とゆるめ、指先だけで木の枝に摑まりました。
『あ、あと、ちょっとで、取れるのに…』
『あ!取れた♪はるちゃん!かっちゃん!わたし一人で、大きいゴミを取ったよ♬見てー!あっ?!』
はるかちゃんと、かっちゃんが振り返った時には、水しぶきとともにほのかちゃんの姿は畳ヶ池の中に吸い込まれてしまいました。
『あ、あと、ちょっとで、取れるのに…』
『あ!取れた♪はるちゃん!かっちゃん!わたし一人で、大きいゴミを取ったよ♬見てー!あっ?!』
はるかちゃんと、かっちゃんが振り返った時には、水しぶきとともにほのかちゃんの姿は畳ヶ池の中に吸い込まれてしまいました。