激甘王子様


重い空気が流れる

「ごめんね」

先に口を開いたのは、あたし


「は?なんで謝るんだよ」


廉は、心配すんなそう言ってポンと頭を叩く。

優しいその瞳は、あたしの大好きなもので…ドクンと胸が高鳴る。



「あのね」





ちゃんとあの写真の事、説明しなきゃ



そう思い廉をまっすぐに見つめて、口を開く。








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