アンタのせいで・・・
「わぁ~~~」
部屋は、モノトーンで統一してあった。
なんか・・・
「雷斗らしいねぇ~」
「なんでー?」
「だって、昔からモノトーン好きだったから」
「よく、覚えてんな」
「んー、たしかにw」
ウチ良く覚えってんねぇ~
~雷斗Side~
そういえば・・・
「ショックだったか?」
ソファーに座っている凛ちゃんに話かける。
「えー?なにがぁ~~??」
何とぼけてんだか・・・
「兄貴のことー・・」
「・・あーね。うん、ちょっとショックだったね」
やっぱり。
「でも、莉歌さぁー・・超いい子だしぃ~、可愛いしぃ~・・・超お似合いだし・・・」
「・・うん。」
「だからぁ~、いいの!!・・ってゆーか!やっぱね話してるうちに~、昔は好きだったけどぉー、今は好きじゃないなってきずいたんだぁー」
そう言って凛ちゃんはニコっと笑った。
「そっかー、よかった・・・」
「なにがぁー?」
えっっ!?今俺
「声に出てたー!?」
やべぇ~
「うん!バッチリ☆てか、ほんと心配性だね♪」
「・・・え゛?」
よかった凛ちゃんが鈍感で・・・