アンタのせいで・・・
「そーだな」
うん、そーだよ。
てか、こんな事話せない。
雷斗の事だもん、絶対親身になって・・・
ボロボロになっちゃう。
そう、ウチが優矢から聞いた話・・・
さっそくバレテしまった。ウチが竹松学園にいることが。
よりによってアイツに・・・
「・・ぉー、あのぉー」
ん?
「えっ?何ぃー?」
突然女の子が話しかけてきた。
「えっと・・コレ・・昨日落としてたので・・・」
「えー?」
差し出された物を見た・・・これ
「ありがとぉ~~☆超ーーいい子ぉ~~~♪」
と、思わず抱きついた。
「これ大切な物なんですか?」
そう、この子が拾ってくれたのはウチが昨日なくしたと思われる
くちばしクリップ♪
「うん、大切っちゃ大切かなぁ~」
よかったー
「あの・・・」
女の子が話しかけてきた。
「ん~?なぁに~?」