アンタのせいで・・・


~雷斗Side~



「あのね、あのクリップは、ウチがメッチャほしくて頑張ってお金貯めて買った大切なくちばしクリップなのー。しかも未だにお気になのぉー♪」


にこっと凛華が笑った。


「・・・」


やべー、超ー可愛い。


「シカトォ~?(イラ)」


「いや、そーだったんだ・・・、悪かったな」


だから、俺が“そんくらい今度買ってやるよ”って言ったのが嫌だったのか?

たぶんそーだな。


「ってか~、なんか雷斗顔赤くなぁーい?」


「え゛・・」


やべーー・・・


「まさかぁー、ウチに惚れちゃった~~?wウチ美少女らしいしー?」


おいw自分で言うかーwまぁー凛華はメッチャ美少女だけどー・・・


「ははwまさかーww無理無理~♪」


っと言って誤魔化しておこー!


「はぁー!?こっちこそ無理~♪」


予想通りの反応ーw



だって無理だしなー・・・



だって・・・






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