アンタのせいで・・・


「はぁーーー。」


溜息を付きながら立った。


その手には・・・


「え?ぇ??」


なんだ?



その棒は・・・


棒とは、さっき男達が喧嘩用に持ってきたとおもわれる棒。



「めんどくさいけど・・・言わないんだから・・しょーだないよねぇ~~♪」


サッと棒を振り上げた


瞬間



「頼まれたんだよっ!!」


とっさに凛華の目の前で倒れていた男が言った。


多分、身の危険を感じたんだろーな。



てか


「誰にー?」


「雷斗は黙れ。」


「・・・・・はっ?」


いやいや。なんで俺が睨まれなきゃいけないわけー?



「っで?誰に頼まれたのかなー?」


と言って男の顔の前に棒をついた。



正直言って初めて見た。こんな凛華は。




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