アンタのせいで・・・
俺は、レジをすませ店を出た。
少したってから店から出てきた凛ちゃんが追ってきた。
「ねぇ~~~、何おこってんのー?可愛いって言ったからー?」
そうだけど、もんくあんのかよ。
「ねぇ~~、無視ー?」
謝るまで、ぜってー無視ー。
「ねぇー!なんで無視するわけー。
ちょっと!
止まってよ!!!」
グイッ
おもいっきり腕を引っ張られた。
相変わらず、力つえーな。
「待てっていってんじゃん!!!」
俺は、ビビッた。
凛ちゃんが泣きそうな顔をしてたから・・・
「なんで止まってくんねぇーの?」
下を向いてるから、よく分からないが、きっと涙を必死にこらえてんだろーな。
凛ちゃんは昔から、泣きそうになると言葉使い悪くなってたから・・・。
「・・・ごめん。」
って、何俺が謝ってんだ?アホか。
「こっちこそゴメンねー。」
俺、何なかしてんだよ・・・。
「もー、いいよ。」
凛ちゃんが座ろうといったので
近くにあったベンチに座ることにした。
~雷斗Side終~