【続編】長男のカゴ
腕を引っ張られて連れてこられたS科フロア。
厳重にロックされたドアがあって、あたしたち普通科の生徒は入れない仕組み。
むしろ、どうやって入るのかもわからない。
「お前の生徒ナンバー入力して」
「ここに!?」
「うん」
ロックを外すのは暗証番号じゃないの?
あたしの生徒ナンバーを入力すると、機械が喋り出した。
『入室、許可できません。入室を許可する場合は、手順に従い実行してください』
S科の人が長ったらしい番号を入力し、金色の腕輪を読みとる装置に合わせるとカチッとロックがはずれた。
すごい…S科だ…。
「普通ならここで警報なるらしい」
「入って大丈夫!?」
「だから君の生徒ナンバー入れたんじゃん」
どうやらロックを外しても許可されなければ侵入者扱い。
かな~り恐ろしい…。
「こっち」
「教室にもロック!?」
「まぁね」
今度は腕輪をかざすだけで開いた。
厳重にロックされたドアがあって、あたしたち普通科の生徒は入れない仕組み。
むしろ、どうやって入るのかもわからない。
「お前の生徒ナンバー入力して」
「ここに!?」
「うん」
ロックを外すのは暗証番号じゃないの?
あたしの生徒ナンバーを入力すると、機械が喋り出した。
『入室、許可できません。入室を許可する場合は、手順に従い実行してください』
S科の人が長ったらしい番号を入力し、金色の腕輪を読みとる装置に合わせるとカチッとロックがはずれた。
すごい…S科だ…。
「普通ならここで警報なるらしい」
「入って大丈夫!?」
「だから君の生徒ナンバー入れたんじゃん」
どうやらロックを外しても許可されなければ侵入者扱い。
かな~り恐ろしい…。
「こっち」
「教室にもロック!?」
「まぁね」
今度は腕輪をかざすだけで開いた。