【続編】長男のカゴ
でも考えてみたら、S科に通うみんなは将来のためだけに経験や勉強をしてる。
楽しくないはずの授業を、みんなサボらず真面目に受けていて。
背負ってるものってのは、あたしにはわからないんだろうな…。
なんだか最近まで悩んでいた自分が恥ずかしい。
善達は、あたしが抱えた不満なんかよりも…もっと重いモノを抱えているんだと初めて気づいた。
「「いただきまぁす!!」」
「ぜ~ん!!手、洗った?」
「いや?」
「セミ捕まえたでしょ!!食べる前に洗う!!」
「大丈夫、免疫」
なんの免疫ですか!?
虫触ったら手は洗おうよ!!
さすが善の庶民頭…。
「ミサキ君、ピーマン食べなよ」
「タマにやるよ」
「ダメ!!次会う時まで食べられるようになるって約束したでしょ?」
「ピーマン食わなくても死なないよね」
「屁理屈って言うんだから。食べさせてあげる?」
「なら食う」
やっぱりカワイくてカワイくて…。
古谷カップルが直視できないんですけど!!
楽しくないはずの授業を、みんなサボらず真面目に受けていて。
背負ってるものってのは、あたしにはわからないんだろうな…。
なんだか最近まで悩んでいた自分が恥ずかしい。
善達は、あたしが抱えた不満なんかよりも…もっと重いモノを抱えているんだと初めて気づいた。
「「いただきまぁす!!」」
「ぜ~ん!!手、洗った?」
「いや?」
「セミ捕まえたでしょ!!食べる前に洗う!!」
「大丈夫、免疫」
なんの免疫ですか!?
虫触ったら手は洗おうよ!!
さすが善の庶民頭…。
「ミサキ君、ピーマン食べなよ」
「タマにやるよ」
「ダメ!!次会う時まで食べられるようになるって約束したでしょ?」
「ピーマン食わなくても死なないよね」
「屁理屈って言うんだから。食べさせてあげる?」
「なら食う」
やっぱりカワイくてカワイくて…。
古谷カップルが直視できないんですけど!!