【続編】長男のカゴ
隣の席で、生徒会のよくわからない話を聞いてる俺たち。
「決算報告とか、俺らに関係あんのかよ…」
ボソッとそう言ったら、隣のクラス長がコクコクうなずいた。
同類発見…。
「全校集会で聞くんですよね?今聞いても二度手間ですし」
「だよな~。決算なんか俺らの関わるとこじゃねぇもん」
「全くです」
「お前、名前なんだっけ?」
「ナルです」
「ナル、気ぃ合うな」
「善先輩にそんなこと言われちゃうと…照れますね…」
なんか…普通の女だな…。
富田とか言ったか?
家はどんな感じなんだろうか…。
「お前んち何屋?」
「車屋です」
「へぇ~、お嬢様も大変なんだろうな」
「そうですね。食事に困ってます。うちってそんなに立派な食卓じゃありませんでしたから」
「マジで!?俺も!!」
なぜか気が合った。
金持ち庶民は話がわかる!!
「先輩、カップラーメン食べたくありません?」
「食いてぇ!!」
「あたし、持ってます」
「羨まし~!!」
話してて楽しい…。
「決算報告とか、俺らに関係あんのかよ…」
ボソッとそう言ったら、隣のクラス長がコクコクうなずいた。
同類発見…。
「全校集会で聞くんですよね?今聞いても二度手間ですし」
「だよな~。決算なんか俺らの関わるとこじゃねぇもん」
「全くです」
「お前、名前なんだっけ?」
「ナルです」
「ナル、気ぃ合うな」
「善先輩にそんなこと言われちゃうと…照れますね…」
なんか…普通の女だな…。
富田とか言ったか?
家はどんな感じなんだろうか…。
「お前んち何屋?」
「車屋です」
「へぇ~、お嬢様も大変なんだろうな」
「そうですね。食事に困ってます。うちってそんなに立派な食卓じゃありませんでしたから」
「マジで!?俺も!!」
なぜか気が合った。
金持ち庶民は話がわかる!!
「先輩、カップラーメン食べたくありません?」
「食いてぇ!!」
「あたし、持ってます」
「羨まし~!!」
話してて楽しい…。