【続編】長男のカゴ
まず頭の中を整理しよう。



俺は怜と付き合ってる。



ちなみに両想い、たぶん…。



現在意味もわからないケンカ中で目も合わせてない。



で、俺は友達のナルに頼まれてパーティに出た。



それで今、お互いマッパでベッドの上にいる。



「ヤってねぇよな?」

「先輩って最中に首とか肩とか噛むんです。癖ですか?」



俺だ、ソレ…。



ヤッベー…。



マジで…どうしよう…。



「あのさ…昨日なんて言ったのかはわかんねえけど…」

「怜先輩が好きなんですか」

「うん…」

「じゃあ…遊びですか…」

「遊びっつーか…ナルは友達で…恋愛対象にはならないから…」

「じゃあ何でシたの?あたし、怜先輩に言いました。ついでに別れてくれって」

「怜に…?何でそんなこと…」

「善先輩が…欲しいから…」

「だからって!!何でお前が言うんだよ!!悪いことしたらな自分で言って謝る!!」

「謝る?何言ってるんです?先輩、あたしは怜先輩が鬱陶しいんですよ?」



怜を傷つけた…。



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