【続編】長男のカゴ
双子の妹からは特になにもなく、弟の厘からプレゼントをもらった。



「こっちが善兄ので、こっちが怜ちゃんの」

「お前が作ったのか!?」

「うん、今はガラスにはまってるから」



陶芸教室をやめ、今はキレイなグラスとかをガラスで作ってる。



厘がくれた対のグラスは大事に使おう。



「美衣ね、善ちゃん書いたの!!」

「ありがと~!!まぁ頻繁に帰ってくっけど」

「大好きっ!!」



末っ子美衣からは手紙をもらい。



次の日、俺と怜の新居に引っ越した。



安かったけど新築の賃貸マンション。



俺と怜の給料でやっていけそうな価格。



会社も2駅で着くし。



「善のもの、こっちに置いてね」

「あいよ」

「絶対あたしの下着とか見ないでよ?」

「うん、でも毎日見れるし」

「エロバカ!!」

「引っ越し記念に一発…」

「真っ昼間から盛ってんな!!」



今日から念願の同棲生活だ。



家具や家電は安いモノを買ったけど、ベッドだけはダブルで!!



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