【続編】長男のカゴ
一緒にいてこんなに楽な女友達も珍しい。
だから怜はなんだか特別。
「さてと、チビ達と戯れよ~!!」
「あたしも遊ぶ!!」
リビングで厘と美衣が俺にベッタリ。
美衣、超カワイイ~…。
「善にぃ、美衣の!!」
「美衣ばっかりダメ!!僕も善兄に抱っこ!!美衣はあっち行け」
「ダメダメ!!お前あっち行け」
美衣の口が悪くなっとるがなっ!!
これは絶対双子の影響…。
そんな双子は怜を離さない。
「お姉ちゃんは赤が似合うよ」
「そうかな…」
「動いたらダメ。後で集めてるアクセサリー見せてあげる」
「いっぱい買ってもらえるの?」
「ううん、パパは買ってくれないからお小遣い貯めたり、お年玉とか!!」
金持ちだからといって何でも与えてくれるわけではないんだ。
だから俺達は金持ちの子どもという自覚が薄いと思う。
「善坊ちゃん!!お帰りなさい」
「沢口さ~ん!!元気だった?孫ちゃん生まれた?」
「えぇ、先月の初めに」
「沢口さん、おばあちゃんじゃん」
家政婦の沢口さんと会うのも久しぶりだ。
だから怜はなんだか特別。
「さてと、チビ達と戯れよ~!!」
「あたしも遊ぶ!!」
リビングで厘と美衣が俺にベッタリ。
美衣、超カワイイ~…。
「善にぃ、美衣の!!」
「美衣ばっかりダメ!!僕も善兄に抱っこ!!美衣はあっち行け」
「ダメダメ!!お前あっち行け」
美衣の口が悪くなっとるがなっ!!
これは絶対双子の影響…。
そんな双子は怜を離さない。
「お姉ちゃんは赤が似合うよ」
「そうかな…」
「動いたらダメ。後で集めてるアクセサリー見せてあげる」
「いっぱい買ってもらえるの?」
「ううん、パパは買ってくれないからお小遣い貯めたり、お年玉とか!!」
金持ちだからといって何でも与えてくれるわけではないんだ。
だから俺達は金持ちの子どもという自覚が薄いと思う。
「善坊ちゃん!!お帰りなさい」
「沢口さ~ん!!元気だった?孫ちゃん生まれた?」
「えぇ、先月の初めに」
「沢口さん、おばあちゃんじゃん」
家政婦の沢口さんと会うのも久しぶりだ。