17歳差のLOVESTORY〜夜が来るまで〜
「誘拐??
あはは!君面白いこと言うね!」
「え。私、今面白いこと言った?」
近くにベンチを発見した。
「はい、座って。」
「しかし、こんな派手に転んで…」
「大丈夫です!よくコケるんで!
「え…?
よくコケるって、それ大丈夫?」
「まぁ・・・仕方ないです。
自分が悪いんですから。ははは」
―
「はいよ。」
ふと自分の足を見ると白い包帯がぐるぐる巻きに。
え、私こんな派手に転んだの・・・?
「あのぉ・・・包帯って。」
「おははは・・・!仕方ないだろ。
こんな派手に転んでんだからさ。」
「俺、
こうみえても中学と高校はバスケ部だったから
テーピングは上手いんだぞ?」
「へえ・・・。」