野に咲く一輪の花の如く

翌朝、目覚めると開口一番に進は、『そろそろ、結婚しようか?』って、さも私の返事は分かっているようなプロポーズをした。

もちろん私はOKだったけど、驚いたのは進の行動の早さだった。



その日のうちに役所に行って結婚届の用紙をもらって来て、その日のうちに再びお互いの両親に、今度は結婚の挨拶をした。

そして、式は後日と言う事で、あっという間に籍だけ入れてしまった。


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