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「1人?」





「ッゎえ!?」



ごんっとゆう鈍い音が聞こえて
膝の上で抱きしめられていた
荷物が地面に落下した




驚きのあまり拾う事も忘れた





横を見ると深く帽子をかぶった
あたしと同じくらいの少年が
あたしをじっと見ていた




......だれ?






警戒を持ち続けなきゃ
あたしの自由のために









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