ドライガール
ある日曜日、日がすっかり沈みこんだ頃、私たちはアパートに帰って来た。

陶冶が食材を持ち、私が料理を担当するのは日課になっていた。

最近料理を覚えた私にとって大変だった。

普段から料理しない私は、悪戦苦闘しながら調理していく。

そんな様子を彼は楽しそうに眺めていた。

やがて料理らしきものが出来上がると、彼は美味しそうに食べてくれた
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