遅恋~キミがくれた宝物~





駅を出ると降っていたはずの雪はやんで

辺りはクリスマスに向けた華やかなイルミネーションで飾られていた。








前を見れば、さっき会話をしていた男性が彼女と見られる女性と楽しげに手を繋いで歩いて行くのが見えた。






――見せつけないでよ。

最初から私だって期待してないわよ。



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