いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)
「あー!!春陽さん、私の事子供みたいって思ったんでしょう!?」
俺の呟きに気がついたのか、お菓子コーナーにいた彼女が戻ってくる。
「ごめん。でも本当にそうみたいだったから、つい……。」
笑いながら言う俺に、
「ひどいっ!!」
そう言って、
春陽さんにはお菓子奢るの刑です、と、飴やらクッキーやら様々なお菓子を、カートの中の籠に入れてゆく。
……彼女は、とても楽しそうだった。