いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)
*9*


……あれから、一週間。


「まさか、こんなことになるなんてな…。」




「……てへ?」



「てへ?じゃねぇこの野郎!!片付けろ!!」



……俺は、白昼堂々、和泉を叱っていた。



「そこはお片付け上手の春陽がやって…。」


「やらねぇよ!!」



理由は見てわかるとおり、片付け。



……和泉の部屋ではなく、俺の部屋の。
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