いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


「この中で部屋一番綺麗に片付けてそうなのが春陽だから。」



当然じゃん、とでも言いそうな顔するな。




「いや、俺の部屋今朝和泉に荒らされたし。」


意味もない気がするが、一応抵抗。




「それは全員一緒。…わかった?」


思っていた通り、愛希の迫力(笑顔なはずなんだけど怖い)に押されて、俺は了解するしか後が無くなった。




「はいはい…。」


< 26 / 226 >

この作品をシェア

pagetop