いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)
「いや、違くって……。和泉、どこ行った?」
咄嗟の一言。
「和泉さんなら……。春陽には言わないで!!って言いながらこっそり自分の部屋に行きましたよ……?」
……あいつ絶対シメる!!
心に誓っていただけの物が、決定事項になった。
そう思いつつ笑顔で言う。
「ありがと!!」
そして、和泉の部屋に向かう。
「え、あ、あの……。」
困り顔の彼女を残して……。