いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


恐る恐る出てきた和泉の肩をつかむ。


…そして、首に腕を回し、締めた。


「痛い痛い痛い~っ!!」

もがく和泉。



…まぁ、当然。


気が済んだ所で、首にまわしていた腕を解く。



「助かったぁ……。」

床のコンクリートに手を付け、ゼエゼエ、と荒く息をする。





……まだ緩くしたつもりだったんだけどな?


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