いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


「バカか!!女子の部屋漁ったら変態呼ばわりされる事が分かんねぇのか!!」



…そんな俺の忠告は聞きもせずに、和泉は愛希の部屋に走って行った。



そして、すぐに、




「イヤァ――――――!!」


と言う声と、平手打ちの音が、隣の俺の部屋まで響き渡った。





「バカだ……。」


俺と湊は同時に呟く。





…これが、俺達の日常。


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