いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


「え!?」


まさかの反応に、とたんに慌てる和泉。



「もしかして迷惑だった!?」

そう、慌てに慌てまくっている和泉の方を向いて、




「いいえ……ック。違くって…。」


「じゃぁ……?」



「嬉しくって…。今まで、こんなこと一度もなかったから……。」



目をごしごしと擦りながら彼女は言う。


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