いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)
*5*
「ぅ~ん……。」
和泉は飲み過ぎで酔いつぶれた。
「全く……。大した量飲めない癖に飲むスピードだけは早いんだから…。」
愛希がやれやれ、と言いながら布団をかける。
「テンション上がってたよな、絶対。」
「久しぶりの女の子だからな。」
「もともと居たのは女子度低いし。」
「余計なお世話。」