いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


そう言った後、急にこちらを振り返り、


「初めて見ました!!」

と言って、微笑んだ。




「そっか。」



……俺も、久しぶりかも。


なかなか夜空を気にして見る事は無い。





「……あ、お願いするの忘れた!」


彼女は慌てながら、再び空を見上げる。


< 65 / 226 >

この作品をシェア

pagetop