いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


……だから、大して気にせずに、部屋に彼女を送り届けた。




「ありがとうございましたっ!」


「うん。……また明日。」

そう言うと、とても驚いたような、嬉しいような顔をしてから、



「また明日!」

……と、笑顔で返してきた。





それを聞いて、俺は頬が緩んだ気がした。


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