いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


それから少しして、本題を思い出したのか、和泉が両手を軽く合わせる。



「あ、それでね、2人の部屋なんだけど…。」


そう言って和泉が指差したのは、3番目の部屋と4番目の部屋。




……他に誰かいる?




「なぁ、他に誰か住んでるのか?」

そう聞くと、



「うん!」

…と答えた。


< 78 / 226 >

この作品をシェア

pagetop