いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)


「「女の子ぉっ!?」」



俺と湊の声が重なる。



「うん……。」

女の子、と繰り返す和泉。




「お前…。女の子って……。」

湊が呆れたように言う。


「あ、そこらへんは大丈夫。」

どこがそこらへんなのかは分からないが、和泉がアッサリという。




そこに、カンカン…。と、階段を上る音が響いた。


「あ、帰って来た♪」


< 80 / 226 >

この作品をシェア

pagetop