いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)
俺たちが来ている事を知らない彼女は、
「和泉夕飯作って……って、えぇっ!?」
驚いた声を上げた。
それはそうだ。
「あ、どうも……。」
3人とも、軽く会釈をする。
「この子は愛希!俺の幼なじみなんだぁ♪」
「…よろしく。」
……どちらかと言うとキャピキャピしていそうな顔なのに、素っ気ない…。
それは顔にも、声にも出さずに、
「よろしく。」
と、自分も言う。