今度はあなたからプロポーズして









「私…最近いろいろ悩んでたの。





 このままでいいのかってね。





 恭一の存在が当たり前過ぎて、
 その大事さを
 忘れてたのかもしれない。





 だから、妙に焦って、
 恭一との距離を
 無理に縮めようとしてた…





 恭一がどう思ってるのか、
 そればっかり気にしてた。





 でも、昨日ある出来事があって
 もう決心したの。





 自分の気持ちに
 素直になることにしたの。





 私は恭一のことが好き。






 この先もずっと恭一のことが
 一番大事だって信じれる。








 だから、











 わたしと結婚してください。」












< 197 / 202 >

この作品をシェア

pagetop