今度はあなたからプロポーズして









「はあ!?……結婚っ?」





恭一はまた唖然として固まると、
口に手を当てて考えこんでしまった。





想定していたこととは言え
実際に悩み出した恭一を前にして
不安を抑えることができない。





留美は微動だにしない恭一を
見てられず、






一人立ち上がると、
木の柵に手をかけて大声で叫んだ。





















「あぁーーーーーーっ、
 言っちゃったぁーーーーーっ」










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