ラブ★シックネス
『…は?』
思わず、つぶやく。
何これ、何これ。
頭があったかいんだけど。
上を見上げれば、アイツがあたしの頭をポンポンと軽く叩いていた。
「本当に、みぃちゃんは可愛いなぁ。」
アイツは言いながら、そのままあたしの髪をかき乱して、グチャグチャにしていく。
ちょっと止めてよ。
せっかくセットした髪が崩れるじゃん。
っていうか。
『触るな!』
とりあえず、空気を読んでいただきたい。
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